2017年08月18日

乙姫川散策

7月初旬から9月初旬にかけて32夜にわたって郡上八幡各所で開催される郡上踊りも、8月13日から16日までの4日間は盂蘭盆会の「徹夜踊り」となります。20時から朝の4時または5時まで踊りが続き小さな町に数万人が踊りに訪れます。
今年は初日の混雑を避けて14日に出かけましたが昼過ぎ時点で郡上八幡インターから降りるだけで渋滞し、主だった駐車場はすべて満車状態でしたが、行きつけの駐車場で「夜まで待っててもいいから」と頼んで待機させてもらったところ奇跡的に15分で停めることができました。

時間は余るほどあるので先月来た時に知った「乙姫滝」を見に行くことにしました。
郡上八幡は吉田川の流域に広がりますが子供たちの飛び込みで有名な新橋のやや下流左岸に流れ込む「乙姫川」を遡行します。遡行と言ってもせいぜい1キロほどなのでほどよいお散歩気分で行けるはずです。

2017081400.jpg

吉田川との合流点(写真左)。左にあるのが有名な新橋です。合流点を乙姫川上流から見ます(写真右)。手前に水路が立体交差しているのがわかりますか?郡上八幡には生活用水の水路が多くあります。

2017081401.jpg 2017081402.jpg

川沿いの民家には裏口から川に降りる石段があって、川にはスイカや野菜が冷やしてあります。「カワド」という共同の水場もあって(写真右)上流側で食材を洗い下流側で洗濯といった使い分けをしています。洗うもの別のカワドもあります。カワドや郡上の生活用水を記録した動画を見つけましたので興味ある方はご覧ください。
YouTubeにリンク = https://youtu.be/d3wO0o7Y_uI

2017081403.jpg 2017081404.jpg

国道256号(せせらぎ街道)をくぐると急に山の風景に変わります。地図ではあと500mほどで60mほどの標高差を歩くことになります。途中に「県下初の水力発電所跡」という碑があってなにやら建物もありますが水車があったのでしょうか?発電できるほど水量があったようには思えないのですが後で調べると明治32年のことだそうです(写真右)。

2017081405.jpg 2017081406.jpg

軽トラックが通れる山道は歩きやすく、陽が充分入る谷道ながらも一年を通じて水温14度という乙姫川のおかげでスーパーの鮮魚コーナー並みの涼しさは快適で、さっきまで汗だくて街なかを歩いていたのが嘘のようです。間伐された森は風通しもよいのですが圧倒的な倒木が山道に飛び出しそうで、地震や豪雨の時は不安でしょうね。砂防ダムのブルーの滝つぼや幾段も連なる小滝を過ぎると乙姫滝に到着です。

2017081407.jpg 2017081408.jpg

5mほどの一条の滝が岩の上から流れているのが乙姫滝です(写真左)。岩の上の穴からの湧き水が滝となっており、穴の奥は竜宮城に繋がっていると説明板に書かれていましたが今回はここでやめておきます。滝の上に石の祠があってこれが「乙姫水神」です(写真右)。

2017081409.jpg 2017081410.jpg

駐車場から往復1時間くらいのハイキングでしたが郡上八幡の見所を発見した気分で楽しかったです。来年の乙姫水神祭も意味がわかると気分もかわるし、郡上踊りの「春駒」という曲にある「日照りしたとて乙姫様の滝の白糸 切れはせぬ」という歌詞にも傾聴するでしょうし今夜の踊りが益々が楽しみになりました。
posted by いけさん at 10:04| Comment(0) | 夜遊び
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]